もちゃもちゃ日記

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京劇の美しさを始めて知ったチェン・カイコー『さらば、わが愛/覇王別姫』

昨日は平日なのに、居酒屋で泥酔し記憶を飛ばして帰宅。なのに本日も家で晩酌している、私です。

さて、そんな平日の夜。本日のおすすめ映画をチェン・カイコー監督の『さらば、我が愛/覇王別姫』(1993)

さらば、わが愛/覇王別姫』(さらば、わがあい/はおうべっき、原題: 覇王別姫)は、1993年の香港・中国の合作映画である。日中戦争文化大革命などを背景として時代に翻弄される京劇役者の小楼や蝶衣の目を通して近代中国の50年を描く。原作は李碧華(リー・ピクワー)の同名小説。 「覇王別姫」とは、劇中に登場する四面楚歌で有名な項羽と虞美人を描いた京劇作品。1993年第46回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。
-Wikipedia

 この作品は映像の美しさだけではなく、ストーリーの複雑さと文化、政治、そしてその当時の中国を非常によく描いている部分でもかなりの評価を得ている作品。

レスリー・チャンの名演もさることながら、コン・リーの演技の凄まじさも是非見ていただきたい名作となっております。(コン・リーに関しては、おすすめの映画が他にもありますので、そのお話はまた今度!)

そして、京劇!この映画では、普段馴染みがない京劇の良さにも気づかせてくれる作品だと言えるでしょう。

実は中国の映画はカンフー物だけではなく、非常に深く良く出来ている作品も多いので中国映画をあまり見たことがない人は是非この作品から見始めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、チェン・カイコー監督は現在も活躍しており、『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』も手がけているので、是非そちらもチェックしてみて下さい。


トレイラーだけでも、中国映画のスケールの大きさを実感できると思います。
いや、ほんとに凄まじい!